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千谷 麒麟獅子舞

名称 千谷 麒麟獅子舞
ところ 新温泉町 千谷 (旧温泉町)  4月 秋葉神社・各戸
新温泉町 千谷 (旧温泉町) 9月 三宝神社
文化財指定 国選択 無形民俗文化財
新温泉町 指定無形民俗文化財
開催日 4月 第三日曜日 (秋葉神社)
9月19日 (三宝神社)
保存会名称 千谷 麒麟獅子舞保存会
連絡先 新温泉町教育委員会 浜坂先人記念館・以命亭  〒669-6702 新温泉町浜坂1208  Tel 0796-82-4490
詳細  麒麟獅子舞の始まりは定かではありませんが、江戸初期に鳥取の樗谿神社(おうちだにじんじゃ)に日光東照宮を象徴する麒麟の舞を、因幡東照宮に奉納したのが始まりと言われています。
その後、新温泉町、香美町に伝わり、兵庫県と鳥取県の他では見ることができません。 麒麟は、実在しない動物で、獅子の特徴は大きな口と鼻の穴、目の上に太い眉があり、耳を立て、金色の一本角の表情が特徴で、背の中央には、黒と赤の胴幕を着けて獅子舞を舞いますが、舞い踊りはそれぞれ地区により微妙に違います。
江戸時代末期に千谷地区は大火にあい、集落のほとんどが焼けるという大惨事がありました。現在千谷では、秋葉神社を火の神様として麒麟獅子舞を奉納し火除けを祈願した後村内の各家を訪問します。それに合わせ子ども達による榊が練り歩きます。又 毎年9月19日の三宝荒神の秋祭りにも奉納されます。