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森 三番叟

名称 森 三番叟
ところ 香美町香住区森  吉野神社
文化財指定 香美町指定 無形民俗文化財
開催日 10月4・5日に近い土・日曜日
保存会名称 森吉野神社 三番叟保存会
連絡先 香美町教育委員会社会教育課  〒667-1311 香美町村岡区村岡390-1  Tel 0796-94-0101
詳細  但馬に残る三番叟は、香美町の訓谷・一日市・香住・森・下浜・沖浦・新屋の7カ所で伝承されいずれも香美町の無形民俗文化財に指定されています。
三番叟は室町時代にはじまったとされる伝統芸能で、三番猿楽と呼ばれていたがその後三番叟と言われるようになりました。「踏み子」と呼ばれる踊子が、翁・千歳・黒木尉の三神に、謡や笛、太鼓、拍子木のリズムに合わせて力強く舞台を踏みます。
天下泰平、国家安穏を祈願する、踏み鎮めの祈祷の名残と言われています。
森三番叟は、吉野神社の秋季祭礼で奉納されます。公民館の前に仮設の舞台を設け、舞台の右側にしいの木、左側に松を立てます。神輿が町内を神幸 (しんこう) し、その途中、神輿がこの舞台の前
に据えられると三番叟が始まります。千歳(せんざい)・翁(おきな)の舞・三番叟(さんばそう)の順です。宵宮の夜に大乗寺でも三番叟を踏みます。