名称 | 豊岡のだんじり |
ところ | 豊岡市内 |
文化財指定 | ー |
開催日 | 10月15日に近い土、日 |
保存会名称 | ー |
連絡先 | 豊岡市教育委員会教育総務課 〒668-0033 豊岡市中央町2-4 TEL 0796-23-1160 |
詳細 | 家内安全や、無病息災を願い100年以上前から続いているとされる豊岡の秋祭りです。 明治のころまでは上地区(女城神社)と下地区(氏子、小田井縣神社・日吉神社)に分かれそれぞれの氏子が担ぐ「だんじり」を先頭に(露払い)神輿を曳き市中を巡行しました。道幅の狭い豊田町では「だんじり」がぶつかる風景が見られ、お互いしのぎあう姿に怒声が飛び交い熱気に溢れていたそうです。明治に入ってからは警察の指導も受け、道幅の狭い豊田町では、3神社が一緒に通るのではなく一対一の対抗でぶつかり合いながら通ることになり、その攻防が祭を盛り上げ見物衆を引きつけその熱気は昭和23~26年ころまで続き今でも語り継がれています。 その後は、豊岡市内の3神社(女代神社、小田井縣神社・日吉神社)の氏神様が交代で秋祭りを司り「だんじり」は「飾りだんじり」に変化して外付け欄干を付けるようになりました。現在は約50台ほど、「大型だんじり」は10台ほどです。 まつりの当日、豊岡小学校校庭に、市内各地区の区民や子どもが曳く「だんじり」が集合し市内の商店街を練り行進します。お神輿は3神社が順番に当番神社となり、神社の法被を身にまとい、同神社の宮司、総代、役員が一緒に神輿に同行し(現在はトラックに神輿を乗せる)1日目は、当番神社以外の地区を巡行、役員、氏子宅前等では祝詞を奏上、夕方には泊まられる地区(御旅所)において当番神社の氏子が揃ってお出迎えをし厳粛な1日目が終わります。 その夜御旅所では、お籠りがあり篝火が焚かれます。2日目は、当番神社は自分の神社に帰り氏子が神輿を担ぎ、神社周辺を練り歩きすべての渡御が終わります。 |
豊岡のだんじり
- 楯縫神社 太神楽
- 赤野 太刀振り