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丹戸のお当

名称 丹戸のお当
ところ 養父市 丹戸 ( 旧関宮町 )
文化財指定 養父市無形民俗文化財
開催日 1月7日
保存会名称 丹戸区
連絡先 養父市教育委員会 社会教育課 〒667-0101 養父市広谷250-1  Tel 079-664-1628
詳細 丹戸では1年間氏神様に奉仕する役を「お当番」、当番を引継ぎ厄除け祈願する行事を「お当」と呼んでいます。
前日6日の朝暗いうちから当番の家に組の男が勢ぞろいし、翌日準備を行います。
直径50㌢ほどの鏡餅に仕上げ、続いて栗の入った5升の餅米を同じようにつき、5個仕上げるころ、夜が明けてきます。
当日7日午後2時ごろ、拍子木を打つと組中の男が当番の家に集まり、鏡餅の荷造りをします。大鏡餅はユルダの木を2つに割ったもので挟み、両端を縛り、栗餅は5個を重ね縛ります。
担いだ鏡餅は片方だけ一度氏神様に供え、すぐに下げて横の阿弥陀堂に供え、導師による祈願祭、さらにお神酒をついで引継ぎ式があります。
鏡餅は組で交換して宿に持ち帰り、大鏡餅は斧(ヨキ)、栗餅はクサビの形に切り、組中などに配られます