但馬の民俗芸能|但馬の伝統行事を検索できます

加保のてんま

名称 加保のてんま
ところ 養父市大屋町 加保
文化財指定
開催日 6月中旬の土曜日
保存会名称
連絡先
詳細 田植が終わり、さなぼりを村中に知らせる加保地区だけに伝わる民謡です。若者たちが「てんま」を歌うと加保地区全員、その日の農作業を休みます。
さなぼりなどの村の行事や、10日に1度はあった草刈りの休みに、若者たちが声をはりあげて「てんま」を歌うと、その日はくつろげたからたいへんうれしい知らせでした。
かつて青年会に入会すると、「てんまを歌うから親(2本の縦の枠)なしの七つ梯子を借りてこい」と、存在しない梯子を探させてからかいました。「うちは預かっていない。これ持っていけや」と1升瓶を渡す有力者があり、コトをしてみんなで飲みました。
現在「 てんまの行事 」は農休みレクリエーション大会に代わり、前夜、法華寺の門前にかつての若者、今の若者が集まって歌います。