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安井の大草履つくりぞめ

名称 安井の大草履つくりぞめ
ところ 養父市 安井  ( 旧関宮町 )
文化財指定 養父市無形民俗文化財
開催日 1月3日
保存会名称 安井区
連絡先 養父市教育委員会 社会教育課  〒667-0101 養父市広谷250-1  Tel 079-664-1628
詳細 幅・長さとも1.5㍍ほどある大草履を片方だけ作ります。
正月の神様は片足だとか、天日槍は片足で農業の神様であったとか、案山子は一本足で農作物を守っているとかいわれ、片方だけ作るようになったのではないかと伝えられています。
1月6日の朝早く、昔から若者が寄った個人宅に、村の男は打藁を持って集まります。
玄関横の座敷で大草履にかかる者と小さい草履を作る者に分かれ、午前中に仕上げます。
大草履は村中を祈願するため、小草履はそれぞれの家族の無病息災を祈るためだそうです。出来上がると山の神さんまで運びます。
安井の大草履づくりは、かつては1月14日でしたが、現在は1月3日に行われ大草履による正月送り、どんど、狐狩りが習合した行事となっています。