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別宮のお綱打ち

名称 別宮のお綱打ち
ところ 養父市 別宮 ( 旧関宮町 ) 八幡神社
文化財指定 養父市指定 無形民俗文化財
開催日 1月9日
保存会名称 別宮伝統行事保存会
連絡先 養父市教育委員会 社会教育課  〒667-0101 養父市広谷250-1  TEL 079-664-1628
詳細  中世に石清水八幡宮の荘園があり、分社を祀り別宮と呼んだことが地名の
 おこりと言われています。 この八幡神社の当番の引き継ぎ行事の中でお綱うちが行われます。
  「 嘉永 3年 ( 1850年 ) 出水の為書類は一切消失した 」 とお当帳に書かれ 
 お当のしきたりが書き留められていて、それ以前からほとんど変えられずに続けられてきたことがわかります。
  1月 6日餅を搗き、お当箱を開けます。 
 9日朝 8時、神社近くの作業場で太い綱を打ち上げて
 祭壇にお供えし、 お神酒をふりかけて清め御幣・弓矢等を祀ります。
   その後お綱を広場に運び、上組と下組に分かれ綱引きをし上組が勝てば
 「 吉 ・ 豊作 」 と言われています。 綱引きを終え 「 かんざきの岡 」へ運び、 2本の大ケヤキに張り
 渡します。  この間当番は紋付羽織袴でお当箱と鏡餅を持って ”受け当” の家に行き
 「 これから1年よろしく 」 と 挨拶し、 二人そろって大神さんの祠に御幣と箸を備えます。